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新人BLOG

今年がラストチャンス!

2024-08-09
皆様こんにちは!onちゃんです。
今回は、「オトンルイ風力発電所」についてお話させて頂こうと思います。
「オトンルイ風力発電所」とは
北海道天塩郡幌延町にある、風力発電所です。
場所は右手の画像を見て頂くとわかると思いますが、「めっちゃ北」です。
札幌市からですと約5時間、日本海側にあるオロロンラインを北上していくと見えてきます。

こちらの発電所は幌延町の風力発電プロジェクトにより、新たなエネルギーのひとつとして2000年に建造され、平成15年(2003)から本格的に稼動しているものになります。
もうすでに、20年以上稼働していることになりますね。
「オトンルイ」とはアイヌ語で「浜にある道」と言う意味でして、浜の風を受けながら風車が回っている姿を見ることができます。

そして、こちらの発電所の風車ですが
 ①高さおよそ100メートルに及ぶ大型の風車が、
 ②28基も、
 ③3.1kmに及ぶ距離に均等な間隔で、
 ④一直線上に並んでいるんです。
すごくないですか!?!?(語彙力どこいったー)
なぜ、今「オトンルイ風力発電所」なのか
実はこの風車たち、2025年の4月に解体されることになっています。

解体理由は「環境負荷がより小さい風力発電を推進していくために、建て替えるから」です。
建て替え後は1基あたりの効率をより上げるため、風車の数が全部で5基~9基程度と少なくなる予定です。

元々は2023年に解体を予定されていたものが、2年延長されての現在。
青い空と、青々と茂った草木とともに真っ白で大きな風車が3.1kmの距離に立ち並ぶ壮大な光景は、今年が見納めとなってしまいます…

ちょうど連休直前のブログ公開となりましたので、気になった方はぜひ記念に見に行ってみてはいかがでしょうか。
道中沢山の観光スポットや、美味しい食事処・キャンプ場等もありますので、1本道ではありますがかなり楽しめるルートにもなっています。
車やバイクがなくても、都市間高速バス「はまなす号」もあります。
バスですと留萌市までは高速道路を走っていくのですが、以降はオロロンラインを北上するルートを走行します。
ですので、海沿いの景色もモチロン楽しめますよ

私は今年の夏の間にバイクで行こうと計画中です
ついでに宗谷岬にも行ってきます(笑)←
おまけ:「オロロンライン」について
今回のお話の中で何度か出てきた「オロロンライン」についても軽く説明させていただきます。
「オロロンライン」とは、北海道の日本海側にある国道231号線と、国道232号線の愛称になります。
正確に言いますと、国道337号+国道5号+道道106号も合わさった小樽市から稚内市を結ぶ約380㎞ある道路の事を指します。

天売島(留萌管内羽幌町)に「ウミガラス」という海鳥が棲んでおり、
オルル~ンオルル~ン」という鳴き声からオロロン鳥」と呼ばれるようになりました。
その「オロロン鳥」が「オロロンライン」の名前の由来となっています。

こちらは日本海沿いを駆けていく道になりますので、北上する際は右手に山、左手に日本海を眺める事が出来ます。
また、道中の羽幌町・小平町・天売島・焼尻島(後半2つの島には船に乗って行く必要があります)にはオロロン鳥の巨大なモニュメントがあるので通りかかられる際は記念撮影をオススメします。
天気のいい夕方などに車やバイクで走ると、真っ赤な夕日が海に沈んでいく姿を眺められますのでオススメですよ

最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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